【SpellForce Conquest of Eo】初心者用の基本操作とシステム説明

ゲーム

SpellForce Conquest of Eo(以下SpellForceCoEo)初心者に向けた攻略する上での基礎情報の記事となります。

まだ全然ゲームに慣れていない人が一通りシステムや遊び方を理解できるように書いています。分かっている人には当たり前過ぎる内容になっているので読む必要はないと思います。

基本はXUnityAutoTranslatorにて自動日本語化した状態での画面で説明していきますが、翻訳エンジンなどの影響で、人によっては自動翻訳された日本語ばらつきがあるのでご注意ください。

また、XUnityAutoTranslator用に翻訳済みファイルが配られていたりしますが、私はそのファイルは使っていないためどのような翻訳になっているか知りません。全然違う訳となっている可能性もあるのでご注意ください。

SpellForceCoEoの日本語化記事はこちら

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ゲームの設定と始め方

「スタートキャンペーン」を選択するとゲームが始まり、主人公のタイプや敵の強さなどを選択していくこととなる。

キャンペーンのゲーム設定

アーキタイプ
「クラフト(Crafting)」「小学校(Primary School)」「セカンダリースクール(Secondary School)」の組み合わせを選んでいく。クラフトはクラフトタイプを、小学校・セカンダリースクールは初めから所有している魔術書の分野を意味する。あらかじめ用意されている

  • アルケミスト
  • ネクロマンサー
  • アーティフィサー

の中から選ぶか、カスタムメイジで自分好みの組み合わせを選択することが出来る。用意されているものはバランスが良いので、初めはこの3種類の中から選ぶのがオススメ。迷ったら「アルケミスト」が遊びやすいかなと思う。

■アルケミスト:クラフトで薬や薬の素材を調合できる。調合薬は、回復、攻撃、バフ・デバフ、召喚などの効果があり、戦局を大きく変えられるものも存在する。

■ネクロマンサー:クラフトで仲間のアンデッドを作り出すことができる。素材があれば非常に強力なユニットも生み出すこともできる。

■アーティフィサー:クラフトで装備品やグリフを作成可能。ユニットを強化していくことに優れている(装備品はヒーローユニットと見習い魔術師ユニットのみ装備できる一方、グリフは基本的に全ユニット装備可能である。ただしグリフのみ取り外し時に壊れてしまう。)。

当然個人の好みもあるので、3種類の中で好きだと思うタイプを選んでも良い。

スタート地点の選択
このゲームで用意されているマップは一つのみであり、マップ内でのスタート地点を選べるようになっている。右に行くほど難易度はあがるため、特に理由がなければ初めは「ゴールデンフィールズ」で開始するのがおすすめ。

アンタゴニスト
敵勢力の指導者を指定するか、ランダムにするかを決める。はじめは全てランダムでよい。

難易度
こういったターン制ストラテジーのゲームに慣れていない人は、エクスプローラで始めるのがおすすめ。簡単な難易度でまずは操作方法を覚えてシステムの理解を深めよう。

とは言っても割と簡単であるため、初めの数時間でゲームに慣れた後は難易度をバランス型に変更するか、難易度を上げてもう一度ニューゲームを始めるのも良い。

難易度を選択して、右下のスタートキャンペーンを押せばゲームが開始する。

ゲームの基本操作方法とゲームシステム

部隊の選択と移動

ワールドマップ上で部隊を左クリックするとその部隊が選択され、マップ上の行きたい場所にカーソルを合わせると、部隊から目的地まで水色の線が表示される。その状態で目的地を右クリックするとその場所まで移動できる。

ただし、もしその線が途中から点線で表示されている場合は、移動に2ターン以上かかることを示しているため1ターンでは目的地までたどり着けないので注意。1ターンで移動できるのは実線部分のみ。

部隊の中で1ユニットだけ部隊から外して別行動をしたくなったら、

  1. マップ上で部隊を選択
  2. 画面下部の部隊ユニットが表示されている所で、別行動したいユニットの足のアイコンの部分(下画像の赤枠で囲んだ部分)を左クリック。するとそのユニットが白枠で選択された状態になる
  3. この状態で行きたい場所にカーソルをあわせて右クリックすると選択したユニットのみ移動する

部隊から外したい時、部隊を再編成したい時などに使おう。

ユニットの能力

ユニット能力の意味を簡単に記しておく。

健康(Health)
ダメージを受けると減少する。0になるとユニットは死亡する。

フォーカス(Focus)
戦闘中の特別なスキルを使用する際に消費する。戦闘後には最大値まで回復する。

アーマー(Armor)
防御力。「物理」と「エレメンタル」属性のダメージをアーマー数値分だけ減少する。

ウィルパワー(Willpower)
「白色」と「死」属性のダメージをウィルパワー数値分だけ減少する。
ウィルパワーは基本の値が決まっているが、戦闘中の行動でウィルパワー現在値が変化していく(敵を倒したら増加、大ダメージを受けたら減少など)。戦闘が終わると基本値に戻る。
現在値が基本値を上回れば少し強くなる一方、大きく下がると弱くなり0になると勝手に逃げ出す。

スピード(Speed)
移動力。戦闘中およびワールドマップにおける移動できる距離。

ユニットパワー(Unit Power)
このユニットの戦闘能力を、コンピュータが自動で算出した値。ユニットの強さの一つの指標にはなる。

所持スキルと能力
スキルは戦闘中に使用できるアクション。能力はそのユニットが有するものであり、自動的に発動するものがほとんどである。

グリフスロット
ユニットを強化する「グリフ」を装備できるスロット。グリフは付け外し可能であるが、一度付けたものを外す際には壊れてなくなってしまう。

維持費
ユニットを雇用しておくためのターン毎の維持費。宝箱マークはゴールドを、青い水晶のようなマークはマナを意味とする。上の画像だと、毎ターン2ゴールドの維持費が必要となる。

攻撃属性

SpellForceCoEoの世界では、攻撃属性として主に4種類の属性が存在する。
4属性のうち、防御力の計算は「アーマー」と「ウィルパワー」のものに分かれる。

画像

  • 物理(Physical):
    殴りや武器攻撃の多くはこの物理属性。防御側はアーマー値の分だけダメージが減少する。
  • エレメンタル(Elemental):
    炎や氷属性などの攻撃。防御側はアーマー値の分だけダメージが減少する。
  • 白色(White):
    神聖や雷などの攻撃はこの属性。防御側はウィルパワー値の分だけダメージが減少する。
  • (Deathe):
    暗黒や毒系統など。防御側はウィルパワー値の分だけダメージが減少する。

ダメージ計算としては、攻撃側スキルが「白色属性の攻撃力25」、防御側「ウィルパワーが9」なら、25 – 9 =16となり、16ダメージ与えることとなる。

戦闘スキル

「ファイヤーアロー」のスキルを例に、下記画像に番号を振ったので分かりにくい部分を中心に説明していく。ゲーム内の日本語が一部おかしいのはXUnityAutoTranslatorでの翻訳の仕様。単語を拾っていくか、Alt+Tで英語表記を見て理解するのもおすすめ。

①スキルの種類:
メレー(Melee):近距離攻撃
ミサイル(Misisle):遠距離攻撃
画像では「ミサイル」となっているので、遠距離攻撃である。遠距離攻撃では敵との距離が離れていても範囲内であれば攻撃できる。ただし自ユニットの隣に敵がいる場合はこのスキルは使えない。

②消費アクションポイントと消費フォーカス:
スキルを使った際に消費するアクションポイントと、消費するフォーカス。
画像だと「1~3 アクション」となっており、残りのアクションポイントを全て消費する(アクションポイントは最大3)。
もし「2 アクション」と書かれている場合は、2アクションポイントしか消費しない。

フォーカスに関しては「3 フォーカス」と書かれているので、消費フォーカスは3である。何も書かれていない場合はフォーカスを消費せずに使用できるスキルとなる。

攻撃力、攻撃範囲、ステータス異常などの付与:
「ディール28 エレメンタルで敵ユニットにダメージを与える」は、攻撃力21のエレメンタル属性の攻撃を行うということ。実際のダメージは、攻撃力21から防御側のアーマー値を差し引いた値となる(他ユニット能力があればそれらも加味する)。

次に書かれている「9 レンジ」の部分は、距離7までの遠距離攻撃を意味する。

最後に適用範囲バーニングと書かれているのは、攻撃した相手にバーニングのステータス異常を付与するということである。

④繰り返し:
スキルには、一度のみ発動するものもあれば、アクションポイントが残っている限り数度繰り返し発動するスキルもある。

画像では日本語が分かりにくいが、「1度発動するごとに1アクションポイント消費し、アクションポイントがなくなるまで繰り返される」ことを示している。つまり、3アクションポイント残っていれば3回攻撃、1アクションポイントのみなら1回攻撃となる。

ここに、「ユニットのターンを終了する」とある場合は、そのスキルを使用したらユニットはこのターンは何も行動できなくなる。

⑤スキルで引き起こすステータス異常など
特殊効果やステータス異常などを引き起こす場合はその説明が書いてある。

⑥スキルの追加説明:
画像ではステータス異常の「バーニング」の説明となっており、バーニング状態のユニットはターン開始時に最大健康値の10%ダメージを受けウィルパワーが1減少する。

「影響を及ぼさないイーサリアムの単位になります」→「イーサリアムのユニットには効果がない」である。
~の単位は基本的には誤訳で本来は「~のユニットは」という意味となる。

長くなってしまったが、画像のファイアボールのスキル内容をまとめると、

攻撃力21エレメンタル属性遠距離攻撃、攻撃範囲は9マス攻撃回数は残りのアクションポイントに依存、攻撃時にバーニングのステータス異常を付与する。バーニングになると健康最大値の10%ダメージとウィルパワーに1ダメージをターン開始時に与えられる、ただしイーサリアムタイプのユニットには無効

となる。

戦闘関連

戦闘開始

ワールドマップ上で自部隊を選択し敵部隊を目的地として移動させると、以下のような戦闘開始画面が出てきて戦闘開始となる。

①戦闘結果の予測
部隊の戦闘能力を元にコンピュータが結果を予測してくれる。画像だと「決定的な勝利」となっているがユニットを失うかもしれない程度にはダメージを受ける可能性が示唆されている。

予測がもっと劣勢だった場合は敵戦力の方が強いとみなされているため、戦闘を行うなら心してかかったほうが良い。

②戦力差:
味方と敵部隊の戦力差を数値で示している。

③戦闘で有効なエンチャント:
いわゆるフィールド効果というもの。「○○属性のダメージが25%up」などといった戦闘中に及ぼす効果が書かれているため、必ずチェックしよう。

④退却、自動戦闘、戦闘開始:
左から順に、中止or退却、オートレゾルブ(AutoResolve)、スタートバトル(Start Battle)となる。

中止は戦闘を行わなず撤退する。思ったよりも敵が強そうで戦いたくない場合はこの選択を。
退却は戦闘をしかけられた場合に出る選択で、退却すると一定ダメージを受ける代わりに戦闘を回避出来る。

オートレゾルブは自動戦闘のこと。コンピュータが自動で戦闘を行ってくれる。

スタートバトルで戦闘開始。手動戦闘の画面へと切り替わる。

初めは自動戦闘は使わずに手動で戦闘して色々と慣れていくのがおすすめ。どんな結果になっても自分の操作により起こった結果なので納得もできる。

戦闘の基礎

戦闘を仕掛けられた陣営が先に行動を開始する。敵から攻撃を仕掛けられた場合は、味方ターン→敵ターン→味方ターン→以下繰り返し、という順番にターンが進行していき、味方ユニットは味方ターンでのみ移動・行動させることができる。

敵ユニットを全て倒せば戦闘に勝利。ヒーローユニット、見習いユニット以外のユニットは戦闘中に倒されると基本的には死亡し復活できないので注意。被ダメージを少なくしつつ敵を撃破していけるように立ち回ろう。

■アクションポイントと移動:
ユニットの健康・フォーカスゲージの右下に黄色い菱形が3つ見えるのがアクションポイントである。

各ユニット毎にアクションポイントを3所持した状態で始まり、移動・攻撃・防御・スキルいずれを行うにもアクションポイントを消費する。

移動する際、アクションポイントを最大2まで消費して移動できる。ユニットを中心に青い範囲で描かれているエリアはアクションポイント1で移動できる場所、黄色い範囲で描かれているエリアはアクションポイント2使って移動できる場所となる。

アクションポイントを2消費して移動すると、残り1ポイントとなり以下の画像のようになる。

移動距離は短くしてアクションポイントを残せば多く攻撃できるが、移動を優先すると攻撃回数が減るということになる。

ちなみにターン終了するとアクションポイントは全回復して3に戻る

■攻撃・スキル:
アクションポイントを消費してスキルを使用することができる。1~3アクションポイント消費する攻撃スキルだと、3アクションポイント残っている時は3回攻撃できる。

2アクションポイント残っている場合は2回攻撃となる。

遠距離攻撃の場合、

  • 距離が遠い場合
  • 障害物がある場合

には攻撃力が低くなっていくため、場合によっては移動して近づいてから攻撃した方が総ダメージは大きくなることもある。

■反撃とアクションポイント:
敵から近接攻撃を受けた際には、アクションポイントを消費して反撃を行う。反撃回数は残っているアクションポイントに依存する(2ポイントなら2回まで反撃する)。アクションポイントが無い場合は反撃しない。

自ユニットのアクションポイントが回復するのは自分のターンが終わった時なので、敵ターンで近接攻撃を受けて反撃をした場合、そのユニットは自分のターンでは反撃回数分アクションポイントが減っていることとなる。

これを利用して、強力なスキルを持つ敵がいてスキルを使わせたくない場合には、攻撃して反撃させアクションポイントを減らし敵ターンではスキルを使わせないようにする、などといった戦法も取れる。

また、「ガード」状態に無い場合はユニットの「前方」と「斜め前方向」からの攻撃にしか反撃できない点には注意。

■ガード:
アクションポイントが残ったままターンを終えると自動的にユニットが「ガード」してくれる。ガード状態にあるユニットは全方向からの攻撃に反撃することが可能となる。

戦闘リザルトとレベルアップ

戦闘が終了するとリザルト画面が表示される。

この画面では死亡したユニットやレベルアップしたユニットの表示、及び獲得したアイテムや評判などを確認できる

ユニットのレベルアップ強化

レベルアップ可能なユニットを選択して、金の昇進ボタンをクリックするとレベルアップボーナスが表示される(画像では2種類のレベルアップボーナス)。いずれか1種のみ選択して獲得できるので好みのボーナスを選ぼう。

レベルは最大15まであり、節目となる5、10、15レベルでは通常よりも良い内容のレベルアップボーナスが出てくるので、そのレベルで一気に強くなるユニットも多い。

タワーの部屋作成・強化

内政の話に入っていく。本拠点となるタワーは部屋を作ることで様々な恩恵を受けることが出来るようになる。

序盤はクラフトのスロット枠が増えたりターン毎の収入が増えたりするようなものしかないが、徐々に色々な種類の部屋が作れるようになり、自分の勢力に必要な部屋はどれかを考えて作成していくこととなる。

また、中盤以降には作成した部屋を更に強化して追加効果を獲得できるようになるため、非常に重要な強化要素である。

毎ターンの収入

毎ターン「ゴールド」「マナ」「研究ポイント」「オールファイアー」の収入を得る。各項目がどれくらい獲得しているかは画面上部に表示されている。

また、「マスタリー」は収入ではないが、魔術師としてのランクのようなものを示している。

■ゴールド:
ユニットの維持費、自治都市でアイテムなどの購入、ルーム作成の費用など様々な使用用途がある。特に多くのユニットの維持費はゴールドで賄うので余裕を持ちたい。

■マナ:
一部ユニットの維持費、魔法の使用などに使う。どんどん魔法を使うならマナは溜め込んでおきたい。

■マスタリー:
魔術師としてのランク。一定ランクに達すると様々な恩恵が得られる。また、1ターンで魔法に消費できる「マナ」はこのマスタリーレベルまでとなる。画像だと1ターンで8マナまで消費できることになる。

■研究ポイント:
研究を進めるためのポイント。グリモワールで指定した研究を毎ターン進めていくことができる。

■オールファイアー:
この世界で魔術師たちが得られる特別な力の源。獲得できるオールファイアーを「マナ」「研究ポイント」「プロフィシェンシー(マスタリーランクを上げるためのポイント)」に自由に振り分けることができる。

グリモワール(魔術書)

タワー強化するためのクエストを進めたり、研究をして魔法などを使えるようにするのに必要となる魔術書がグリモワールである。画面左上の本のマークを選択するとグリモワールの画面へと飛べる。

■タワースペルページ:
グリモワールの中の左側のタブがタワースペルページである。

ここには主にタワーや自軍を強化するための次の目標(クエスト)が掲げられている。これらをクリアしていくことで少しずつ強化が進んでいくので、もし目標を達成できそうであれば積極的に狙っていこう。

ちなみにグリモワールの各ページが何のページか分からない場合は、ページ選択タブの上にカーソルを合わせると「○○のページ」という表示が出る。

■各クラフト専用クエストページ:
自分のクラフトタイプに沿った専用クエストページである。このページのクエストを進めていくことでクラフトに関する強化要素が獲得できるようになっている。クラフトは自軍を強化するための非常に強力な武器であるのでこちらも積極的に進めていきたい。

■研究:
研究したい対象を選ぶと毎ターン研究が進んでいく。研究できるのは所持している魔導書に関連するもののみである。

対象の研究が終わると新たな魔法を使えるようになったり、出来ることが増えたりするので研究は非常に重要な要素となる。同時に研究できる対象は一つのみ。

研究は、ターン毎に得られる研究ポイントが使用されて行われる。研究ポイントは画面上部に表示されている。画像だと毎ターン20だけ研究ポイントが得られる。「ミサイル耐性」の研究完了に必要なポイントは140ポイントなので、研究完了まで7ターンほど必要となる。

■魔法:
研究済みの魔法は使用できるようになる。画像の「腐食」魔法を例にとると、

  • 効果:対象スタック(部隊)の全ユニットの物理防御力を低下せさる
  • 消費マナ:9

となっている。

詠唱したい魔法を選択すると、マナがあり1ターンで使用できるマナ上限以下であればすぐに使うことが出来る。

一方、マナが足りなかったりターン当たりの使用マナ上限に引っかかってしまった場合は、次ターン以降で使用できるようになる。

例えばマナ消費10の魔法を唱えたい場合、所持マナが0で毎ターンのマナ収入が4の場合は3ターン後に魔法が使えるようになる(1ターン後に4、2ターン後に8、3ターン後に12マナ貯まる計算)。

詠唱中の魔法や研究中の研究対象は、画面左上の魔法準備スロット・研究スロットに表示されるので、今何を詠唱・研究しているのか、後何ターンで終わるのかはそのスロットを見ればわかるようになっている。

ドメインとタワー移動

■ドメイン(Domain)と収入:
タワーなどの周辺は自軍の占領領域となり、そこを「ドメイン」と呼ぶ。自軍のドメインは青枠で描かれた領域内となる。

ドメイン内にある建物などからは毎ターン収入が得られる。建物の下に宝箱マークなどのアイコンが表示されているのがその収入量である。得られる収入物は、

  • ゴールド
  • マナ
  • 研究ポイント
  • オールファイアー

である。

また、収入を獲得できる総量が決まっている建物が多く、そういった建物では獲得しつくすと枯渇してその後は収入が入らなくなる。建物を選択すると画像左下に情報が表示され、赤丸で囲った部分に枯渇するまでの残り回数が表示されている。画像だと残り4回(ターン)収入を獲得すると枯渇することとなる。

建物の情報にこの数字が書いておらず、横にバーがない場合は収入が枯渇しない建物である。これら建物からは半永久的に収入を得ることができる。

■タワーの移動:
ドメイン内の収入源が枯渇してしまうと収入が無くなり部隊や研究などが維持できなくなってしまう。このままだと困ってしまうが、本ゲームではタワーを移動させることができるため、枯渇したらタワーを移動して新たな土地に居を構え直すことができる。

序盤を進めていくと、タワースペルページから「レビテートタワー」という魔法を使えるようになるだろう。この魔法を詠唱するとタワーが空を飛んで移動できるようになる。

画像中でタワーの移動先を決めているのが分かるだろう。1ターンで移動できる量は決まっているので、遠くへ移動したいなら何ターンも掛けて移動する必要がある。移動先に着いたら、着地させるとタワー移動の終了である。新たなドメイン内の収入も得られるようになる。

再度タワー移動したい場合はあらためて「レビテートタワー」の魔法を詠唱しよう。再び移動できるようになる。

■タワーの破壊:
タワーは自勢力の本拠地であるため、そこを他勢力に占領されると負けとなる。タワーに攻撃を仕掛けられたら速やかにタワーまで部隊を派遣して敵勢力を倒しに行こう。完全に占領されるまでに数ターンかかるため、それまでに占領しようとする敵を倒せば防衛成功である。

逆に他勢力のタワーを占領したい場合は、味方部隊を敵タワーまで進軍させて守っている敵部隊を倒せば敵タワーを破壊することができ、その敵勢力を倒すことができる。

オールファイアー(Allfire)

イオの世界では「オールファイアー」という特別なエネルギーの源があり、世界各地に存在しているオールファイアーノードから得ることができる。サークルの魔術師たちもこぞってオールファイアーを求めている。

オールファイアーは獲得することで、マナ・研究ポイント・プロフィシェンシーへと自由に変換出来るようになる。

画像ではターン毎に79のオールファイアー収入があり、その振り分けバランスを三角の中にある丸を動かすことで自由に変更できる。画像ではマナと研究多めでプロフィシェンシー少なめとなっているが、全体をバランスよくしても良いし、いずれかの収入に特化させても良い。バランス変更はいつでも可能である。

オールファイアーノードの占拠

そのオールファイアーを得るためにはオールファイアーノードを占拠しエネルギーの源へと接続しなければならない。普通の人間には無理なので、ノードと融合することができる「エンチャント・ウィスプ」を召喚することとなる。

誰にも占領されていないオールファイアーノードを見つけたら、まずはエンチャント・ウィスプ召喚の魔法を詠唱してエンチャント・ウィスプを仲間にする。召喚したエンチャント・ウィスプをオールファイアーノードまで移動させて「メルド(Meld)」すると次のターンにオールファイアーノードが自軍の占領下となる。

オールファイアーノードからは毎ターンオールファイアーが得られるとともに、周辺は自ドメインとなるので収入源の建物などがあればそこからも毎ターン収入が得られるようになる。なおタワー等とは異なりオールファイアーは移動することはできない。

見習い(アプレンティス)ユニットの雇用とロッジ建設

自軍の勢力として、通常ユニットよりも強力で部隊リーダーとなれる「見習い(Apprentice)」ユニットを雇用することができる。一度に雇える見習いユニットの上限は限られており、画面左上のタワータブから確認できる。

画像中では最大4名の見習いユニットが雇用可能で、現在4名雇用していることを示している。

ではそもそもの見習いユニットはどこで雇用することが可能であるか?初めの1人は序盤のイベントで加入することはプレイした人なら知っているでしょう。

2人目からは、世界各地にある「アカデミー・オブ・〇〇」という場所まで自部隊で行くことで雇用することが可能となる。もちろん見習いユニットの雇用枠に空きがなければならない。

アカデミーまで行くと、ランダムで提示される複数の見習いユニットの中から雇用したい見習いユニットを選択することで仲間となる。

ロッジ建設

見習いユニットの特殊能力として「ロッジ」を建設することができ、タワー同様にロッジの周辺は自軍のドメイン領域となる。ドメイン領域を増やして収入源を確保するためにも非常に重要な要素である。

見習いユニットが所属する部隊を選択すると、ビルドロッジコマンドがあるのでそれをクリックすると、ロッジを建設する場所を選べるので建設したい場所を選ぼう。数ターンでロッジが完成する。

なお、ロッジは再度建設しなおすことが可能であるため、他の場所に変えたい場合はその場所でビルドロッジしたら古いロッジが無くなって新たな場所にロッジが建設される。

1見習いユニットが同時に作れるロッジ数は1のみなので、複数ロッジを建設したい場合は複数の見習いユニットが必要となる。

以上自領域の拡張の仕方を書いてきたが、基本的に自領域(ドメイン)となるのは、

  • タワー周辺
  • ロッジ周辺
  • オールファイアー周辺

である。タワーとロッジは移動or再建築が可能なので資源や行きたい場所などを考慮して、自ドメインを構築していこう。

採掘と収穫

ワールドマップ上には「採掘」して鉱石などを獲得できる場所と、「収穫」して薬の原料や食料などを得ることができる場所がある。ハンマーのアイコンがある場所が採掘可能な場所、小麦のアイコンがある場所が収穫可能な場所である。

鉱山鉱石(Mine Ore)スキルがあれば採掘、収穫工場(Harvest Plant)スキルがあれば収穫ができるので、スキルを持ったユニット(部隊)を目的マスに移動させてスキルコマンドを使用したら数ターン後にアイテムが獲得できる。

クラフト

採掘・収穫や戦利品などで集めた素材を使ってクラフトすることができる。クラフトで作り出せるものはゲームを始める際に選んだアーキタイプ(クラフトタイプ)による。

  • アルケミスト:薬や戦闘中に使用できるアイテム
  • アーティフィサー:装備品やグリフ
  • ネクロマンサー:仲間となるアンデッド

クラフト画面にいくと、画面右側にクラフトに使用できる素材が並んでいる。基本的に素材は「エッセンス」と呼ばれる属性を宿しており、その属性は「エレメンタル」「死」「生」「アーケイン」の4種類存在する。

例えば上の画像のオーキッシュレッドキャップという原材料であれば、エレメントが1、死が2のエッセンスポイントを持つ。

このエッセンスポイントを足し合わせて、属性毎に3の倍数(3、6、9)に達するように組み合わせることでクラフトを行えるようになる(例えばアーケイン属性が1の素材を3つセットすれば総アーケイン属性が3となりクラフトできるが、アーケイン属性1の素材を2つ、生属性が1の素材を1つではどの属性でも3の倍数に満たないためクラフトできない)。

クラフトされる生成物は、エッセンスポイントの属性とポイント次第で変わってくる。基本的にはポイントが多い(3よりも6、6よりも9)ほうがレア度が高いものが得られる。

また、原材料の他に「触媒」を1つのみセットすることができる。触媒はエッセンスポイントを持っているものから、様々な効果があるものまで多様である。色々と試してみてほしい。

実際の操作としては、セットしたい素材or触媒を右クリックすると画面中央上部の「原材料と触媒」の部分にセットされ、画面中央のエッセンスポイントの部分にポイントが反映される。素材を足していきエッセンスポイントの閾値を超えると「結果」の欄に得られるクラフト生成物が表示される。

クラフト生成物にカーソルを合わせると内容の詳細が見れるので、これを作りたいのであればクラフトボタンを押す。もし、他のものが作りたい場合はセットした原材料を外して違う原材料をセットすればまた結果が変わってくるので、エッセンスポイントを調整してクラフト生成物を探索することができる。

一度作ったことのあるものは画面左側にレシピとして示されているので、欲しい物があるけど作り方を忘れた際には参照できるようになっている。

クラフトが終わるまでには数ターンかかる。これは生成されるものによって変わってくる。また、同時にクラフトできる数には限りがあり、画面上部に表示してある枠の数だけしか同時にはクラフトできない(枠の中の数字はそのアイテムのクラフト終了までの残りターン数を示す)。

ユニットの雇用

■採用タブからの雇用:
採用タブを開くと今雇えるユニットが表示される。各ユニットのターン毎の維持費、雇用にかかるターン数、ユニットの詳細(虫眼鏡アイコンをクリック)が確認できる。ユニットを選んでハイヤーボタンを押すと画面上部の「雇用枠」に入り、必要ターン数が経過するとタワーに雇用したユニットが現れる。雇用枠を超えての雇用はできない。

雇えるユニットは色んな手段で増えていくが、一例を挙げると自ドメイン内に下図のような特定の建物があると対応したユニットが雇えるようになる。画像だと「盗賊団」関連のユニットが雇えるようになる。

■都市でのユニット購入:
この世界には各勢力以外にも中立都市が存在しており、都市では買い物ができる。そこでアイテムやユニットを購入できることがある。ただし都市からの評価が低いと購入できない場合があるので注意。

ここで購入した場合は雇用までのターン数経過は必要なく、即時ユニットが仲間になる。都市まで行く必要があり、購入にお金がかかるが即仲間になるのは大きい。

なお、都市からの評価は「都市の周囲の中立敵ユニットを倒す」、「都市に関連するクエストをクリアする」などで上がっていく。

メインアドベンチャーのクエストとその他クエスト

■メインアドベンチャー:
マップ上で黒背景に文字が書かれている所にはクエストがある。下画像で言うと「オールファイヤー」「兄の助けを求める声」「グリフォントレーナー」。

その中でも「王冠マーク」がついているものはメインアドベンチャーのクエストであり、このクエストを解決するとメインストーリーが進んでいく。ストーリーを進めたい場合は優先的にこのメインアドベンチャークエストを進めていこう。

■その他のクエスト:
メインアドベンチャーを進めるクエスト以外にも沢山のクエストが存在する。解決すると素材や臨時収入が得られたり、更に他のクエストが発生したりする。クエストについているアイコンの意味は、

  • タワーアイコンがついているクエストは、自分のタワードメイン内にクエスト場所が存在する場合だけクエストが進行
  • ドクロアイコンがついているクエストは、クエスト内で敵とたたかう場合がある

となる。

クエスト解決には敵と戦えば良いだけの場合もあれば、なにかアイテムを集めてくるものがあったりする。またクエスト内の選択肢によって内容や報酬が変わったりするので、是非自分の思うがままに進めて行って楽しんでほしい。

■最後に:

本作品のジャンルはターン制ストラテジー×RPGということで、世界を色々探索してゲームの目的を見つけるのも一つの楽しみだと思います。ですので本記事では主人公勢力の目的やゲーム内目標などは一切書いておりません。プレイする中で見つけていってみてください。

それでも「次何すれば良いのか分からない」という人は是非メインアドベンチャークエストを追って行ってみてください。

少しでもゲームの理解の助けになれば幸いです。

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